スパイスのお話
今日は少しスパイスのお話。
カレーに欠かせないスパイス。前回の日記にも書きましたが、わたしはお菓子にも飲み物にも入れたがります。
★ターメリック
肝機能・消化促進、新陳代謝の促進、抗アレルギー、抗酸化・抗炎症作用、解毒
1日1~3gが目安
★シナモン
血の巡りをよくする、血糖値やコレステロール値の改善、抗酸化・抗炎症作用
1日2g(小さじ1弱)くらいが目安
★クローブ
身体の酸性化を調整する、口腔衛生の維持、のどの痛みに効く、殺菌・消毒効果
★カルダモン
疲労回復、身体の熱を冷ます、油分を除く
(↑ シナモンたっぷりバナナマフィン。油も砂糖も小麦粉も一切不使用なので「サトヴィックマフィン」と命名し、my定番にしていました)
カナダで、謎の口内炎に悩まされたことがありました。
地味にたまっていた海外生活でのストレスなのか、食生活の変化の影響なのか...。通常なら免疫力が下がった時、頬の裏側に良くできるものですが、この時は舌だったのでこわかった。
刺激のあるスパイス、砂糖の糖分、塩分、これらの刺激に舌が敏感に反応してしまい、リンゴの酸味すらだめでした。料理担当なのに、味見はつらいし、味もわかんない。食事はグリーンスムージーを中心とした流動食でした。「調子よくなったかも!」と思って、通常の食事をするとまたひりひりしだして、一進後退が約2か月(;_:)
その間、友人に勧められて「クローブ水」でうがい、ターメリック入りオイルプリングしたり、ターメリックミルク(ゴールデンミルク)を飲んだりしていました。どれも口腔衛生の改善や抗炎症効果をねらってのことです。
ある時、友人がホメオパシーの本を持って、「口内炎って、言いたいことが言えてないって書いてあるよ!!」と駆けつけてきました。
私「そりゃあ、言えませんがな・・・」と心の声。
ちょうど、センターに来て1か月半くらい。コミュニティ生活では、ミーティングなど大人数での流れる会話が多く、正直あんまり理解できなくてもどかしい思いをしていました。
みんな「あなたの英語は上手だよ」って言ってくれていたけれど、みんなが思っているよりもわたしは全然理解していない。そのことで私は疎外感を感じていたのでした。
色々と原因は考えられたけれど、言葉の壁による口内炎への影響は大きかったように思います。
あまりにも長引くので、ついには断食を決意。7食抜いて、その間は柿の葉茶で水分補給、8食目の明けの食事で「梅湯流し」をするという、野口法蔵さん式の座禅断食を自己流で実践。(昨年本家本元で実践した時の記事はこちら 座禅断食in松本https://appleblossom.amebaownd.com/posts/7169701)すると、ようやく元の調子に戻っていったのでした。食べ物を「噛める」喜びを、この時ほど感じたことはありません...。
★クローブウォーター(のどの痛みなどに)
クローブ数粒と水を鍋に入れてぐつぐつ煮る。それを冷ましたものをうがいに使う。
時間がない時は、ホールスパイスを一粒噛んで、なくなるまで口に含む(噛み続けるのではない)のでもOK。
★ターメリックミルク(免疫力を上げる、なんだか調子が整う)
ターメリックペーストを作り置きしておいて、ペースト小1とお好みのミルクや豆乳1Cを小鍋にいれて煮溶かし、仕上げに黒コショウ(ターメリックの効果を出すため重要!!)、お好みでギー(油分がターメリックの吸収をよくする)、ローハニー(非加熱のはちみつ)やジャグリー(インドの未精製のきび砂糖)で甘みをつけて飲みます。※甘みなくても美味しいです!
ペーストが面倒の場合は、パウダー小1/2~1とミルクをシャカシャカ溶かして作っても良いですが、ペーストで作った方が美味しい気がします。
<ペーストの作り方>
・ターメリックパウダー 1/4C
・ミネラルウォーター 1/2C
を、鍋に入れて中火で焦げないように木べら等で煮詰める。ペーストは粗熱をとって瓶で冷蔵3週間OK。
台所は家庭の薬箱!
スパイスを上手に取り入れて、日々の料理のアクセント、健康維持に役立てていきたいものです^^
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