米粉パン奮闘記2(発展編)
米粉と発酵に向き合う日々が続いております。
3度目の正直、パン専用米粉「ミズホチカラ」でチャレンジしました!
自家製酵母に天然酵母のドライイーストをちょい足しして、手助け(になるのかわからんけど)してもらいました。
材料を混ぜ合わせると、もう早速、違いを感じました!なんか粘りがあります。素材をちゃんと「つなぎ合わせて」くれている感じです。そして1次発酵、2次発酵・・・イースト入れちゃったせい?気泡の発達が激しかったです。生地が2倍になる以前に、理想の「つるん」とした表面ではなく、ぽこぽこ、過発酵のような現象。でも2倍になるまで待ちました。
結果、陥没はしなかった!!けどやはり、過発酵の出来(。-_-。)やはり発酵ダネを使いすぎたかぁーー
後で色々調べましたが、米粉は長時間発酵に対する耐性がないようで、それも焼成時に陥没する原因となりそう。私は前回「専用米粉じゃない」「常温長時間発酵」という2条件下で実験しちゃってたわけです。そりゃ失敗するわな~。
天然酵母は長時間発酵させてこそ旨味が出てなんぼ、と思っているので、米粉パンにはそもそも天然酵母は向いていないのかもしれません。なるべく、身体にやさしく、自然のチカラでできるものにこだわっているがため、今回こんなことになりましたが、米粉パンにおいては、大人しく市販のインスタントドライイーストの使用が失敗の可能性が低く無難そうです。(※その他、「白神こだま酵母」という天然酵母由来のドライイーストでつくるレシピを多数散見しました。私が昔履修した、ABCクッキングスタジオのブレッドマスターコースでも使用しているものです。)
<検証結果>
①「ミズホチカラ」はすごい。
②米粉は長時間発酵(低温、常温)に向かない。
<結論>
米粉のグルテンフリーパンは専用米粉で短時間発酵(オーブンの発酵機能等を使う)ですぐに焼く!
ちなみに、(失敗編)で使った米粉は、以前からお菓子作りで使用していたものです。今回も蒸しパンやケーキを作ってみましたが、以前と比べ「ふわっと」軽い感じが低く、焼き上がりの「むっちり」「ずっしり感」が強いです。出荷や保存状態でも変化するでしょう、同じ製品でも質に差があることもわかりました。なんでも、”全く同じ”モノはこの世に存在しないですもんね~。
パンになりきれていない米粉パンと、抹茶と棗の薬膳米粉ケーキで朝ごパン。
パンは蒸して、ココナッツオイル塗っていただきました。むちむち柔らかい♪
それなりに美味しかったです(笑)
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