安曇野の春
安曇野へ来て、はや1か月半経ちました。
「穂高養生園」にてキッチンインターンに来ています。
こまめに日々のつれづれを記そうと思っていたのですが、
新しい環境での生活に心身がついていくまで時間がかかってしまった・・・!
ようやく、落ち着いてきたかな?と思う今日この頃です。
安曇野の春は、とっても寒かった!
4月は後半まで、雪が何度かつもる日もありました。
実家から電気毛布やら防寒着を送ってもらうほど・・・
福井を出るとき桜が咲き始めていたから、油断していました。
普段は山の近くに住んでおり、交通の足がないためなかなか平地におりないのですが、
降りると北アルプスの絶景が拝めます。
憧れていた美しい景色のそばに住んでいることに、幸せを感じます。
写真は先月なかば、「松本城+桜」を見にひとり旅に行ったときのもの。
普段は狭いコミュニティで、まるで世界は''ここ''だけように錯覚してしまうけれど
下界は平成と令和のはざまに沸き立つ春のうかれモード、外国人観光客もたくさんで、
一般社会の活気を感じることができました。良い気分転換になりました。
しかし住まいから安曇野の最寄駅まで自転車が全部下りだったので、
帰りが全部上り(1時間)でかなりしんどかった・・・もうしない(笑)
安曇野は車が必須です・・・
これまでただただ、日々のto doや人も含めて新しい環境に慣れることに
いっぱいいっぱいで、頭ばかりで身体の声を無視しすぎた結果、
GW終盤にかけて元々弱いお腹の調子が悪くなり、
心身ともに疲れてしまいました。
そんなときにすくってくれたのは、やっぱり自然でした。
養生園の原生林には、手つかずの自然があり、
何にも逆らわず流れる川、折れても曲がってもたくましく天に伸びる樹々を見て、
自分のちっぽけさに気が付かされました。
「受け入れる」
「手放す」
「あるがまま」
エゴの無い共生の世界はどこまでも優しい。
頑張ることも大切だけど、あんまり考えないで自然に任せよう。
肩の力がちょっと抜けました。
思えば、カナダにいた時も、なにかあればいつも森へ行っていたことを
思い出しました。
安曇野の森は、においも景色も、どことなくカナダを彷彿とさせます。
少しずつ、わたしを見つけていけそうです。
川のように身をゆだね、樹々のごとく逞しく、光に向かって伸びていきたい。
そんな想いがあったので、ブログ名、変えました。
(ある日のまかないゴハン:モロッカンタジンスープ、スパイスナッツごはん、そら豆とひよこ豆のインド風揚げ物、レンコンスパイス和え、vegan チーズケーキ)
(大好きはるかピールの米粉もちもちGFケーキ)
(休日の1人ランチ:松本「サパンジ」のパンにキャロットラぺ挟んだもの、カボチャのごまみそポタージュ)
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