インドヨーガ紀行①
〈きっかけ〉
2023年3月23日~4月7日、マハーラシュトラ州Lonavalaにある「カイヴァリヤダーマヨーガ研究所」(以下KDham)へ行ってきました。
近代ヨーガの父、クヴァラヤーナンダジが創設したKDhamは、伝統的ヨーガを科学的アプローチで研究してきた専門機関であり、大学であり、ナチュロパシーやアーユルヴェーダの療養所でもあります。
KDhamの存在は、11年前(もうそんな前…!)に金沢でMヨガに通っていた時に、来日されていた当時のCEO、O.P.ティワリジのプラーナヤーマのWSでお目にかかり、知りました。
それから時を経て2019年。実際にたどり着くまでに導いてくれたのが、相方先生夫妻と、想子さん。養生園でのヨーガWSでの出会いから始まりました。
2015年1月、ヨーガと文字通りの「劇的な」(笑)出会いを果たしてから、私の生き方は180度転換しました。
「ヨーガ」について学ぶべく、様々なティーチャートレーニングを受講し、ワークショップに参加し、その度に新たな気付きや発見があり、自分の中のヨーガをアップデートしてきた感はありました。
でも、学んできたことが、「理解」には至っているような、いないような…
断片的「知識」の寄せ集めでした。(というのは、後にKDhamのYICを受けて実感していったところです。)
そして2019年、養生園で働く傍ら、空いた時間にWSに参加し、
おやや、なんか違うぞ…!(そして先生がユーモアで面白い…笑)
今まで教わったことのなかった、本家インドの「古典ヨーガの源流」にふれるきっかけをくれたのです。
相方先生も想子さんも、KDhamの卒業生。2014年以降始まった、「インド政府主導のヨーガ改革」に則ったヨーガをガイドしてくださる日本でも数少ない貴重な存在です。
2019年以降、毎年WSで来園される先生方にお逢いするのは、私の密かな楽しみでした。
2020年コロナ渦、想子さんの鶴の一声で、KDhamのオンラインYICコースの受講を決意。
この時はまだインドスクーリングの参加までは考えていませんでしたが、「ヨーガ」を勉強しなおしたい!という気合でスタート。
養生園開園中はなかなか時間がなかったので、毎年閉園中にコースの受講とレポート作成にバタバタ取り組みました。
古典文献「ヨーガスートラ」、「ハタヨーガプラディピカー」は特に重要な、ヨーガ哲学の原点。
アシュタンガヨーガとかクレーシャとか、その他用語たくさん、、、アーサナ、プラーナヤーマの各種技法、、、今までただ「知っている」だけだったものたち。
そもそもなんでそんな技法があるんやねん???・・・・
根拠、論理、ここで初めて繋がった!
レポートは、自分の理解を言葉にすることって、ムズカシイ…の連続。
如何に「わかっている体」ではアカンことを感じます。
そしてきたる2024年春、コロナ後初のスクーリング開校が決定!
今までのヨーガ経験の一区切りにするべく&これからの人生もヨーガと共にあるべく、インド渡航を決めたのでした✨✨
②につづく・・・
KDhamについて、くわしくは想子さんのブログにて↓
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