わたしをととのえるもの
養生園にいる間は、何かしら忙しくって、日記もかなり滞ってしまった…。
さっきふと、ビーツを切っていたとき、「好きだなぁ」と思った。
ビーツはもちろん大好物なんだけど、その過程。
お野菜を眺めて、葉っぱをぷちぷちしたり、千切りだったり、銀杏切りだったりと、
野菜と会話しながら、今日はどんな形にしようか決めていく。
そんなふうに心静かに調理していると、なんだか野菜も気持ちよさそう。
お料理を通して、季節とつながり、自然や、大地とつながっていることを想像すると、
なんだか落ち着いてくる。この時間(お料理)が好きだなぁ~と思う。
自分を整える術について、大きなものでは毎朝のヨーガから、
小さなものではyoutubeで知った耳たぶ回しとか、リンパマッサージなど、やりたいことはたっくさんある。
ぜんぶ毎日のルーティーンにできたなら素晴らしいけれど、
1日の時間はとても限られているし、ぜんぶ「しなければならない」をするのは心理的に難しい。
でもお料理は、面倒だなぁ…と思う日でも「しなければならない」を超えて、「しちゃう」。
私にとって最早自分を整えるための手段なんだなぁ、と思ったのでした。
ちなみに先日、養生園にてサティシュ・クマール氏のDVDを鑑賞したときのこと。
すべては「プロセス」なのだと。
目的や結果などはなく、生きている行いは全てはプロセスにすぎない。お料理しているとつい、出来上がりと、「美味しい!」がゴールだと思いがちだけれど、そこから消化、排せつ、大地への循環がある。確かに!すべてとどまることなく流れゆく過程だ…
生産~調理~消化吸収~ひとの心と身体をつくる~生命の循環・・・
食べるって壮大な旅だということを改めて大事にしながら、お料理と向き合っていきたいなぁと思ったのでした!
今日は、友人にいただいた、ヤーコンと人参葉で、あらめのきんぴら。
素材の味を活かしたく、順にウォーターソテーをしながら、あらめにさっとお醤油、ヤーコンと人参にはお塩ひとふりずつ。仕上げにアマニ油をかけました♪ 地味深く美味しい✨
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