インドヨーガ紀行③
〈学び編〉
本題のスクーリングについてです。
今回集まったスクーリング生は23人、うち過去に卒業された再受講の方が4名でした。
わたしは先生方以外、全員初めまして。
皆さん年齢も経歴もバラバラですが、学ぶ土俵を共有しているだけあって、何だか波長が合う方ばかり。とても居心地が良い関係性でした。
予めオンラインコースのレポート提出や、日頃のzoom講座での練習を積んでいるので、
基礎知識やベースはしっかり整っているという前提で進められます。
だからこそ、教授陣の生の授業が腑に落ちる。
漆塗りの、最終工程を施すような感じでしょうか…。
あさイチのクリヤーとアーサナの授業は、ヨーガ指導歴40年以上のサンディヤマダムが担当してくださりました。彼女が本当に素敵な人で…わかりやすい解説、キレのある授業進行、愛嬌のある笑顔と語り口調、暖かく前向きな人柄に、みんな大ファンになりました。
アーサナ、プラーナヤーマのノウハウ、ポイントを実地で練習できたのはかなりの収穫でした。これまで結構アバウトでやってな…と実感。
のちの試験で「レッスンプラン」を用意するときに大いに参考になり、今後自身のヨーガ実習&指導において実践的な学びがてんこもりでした。
しっかり復習せねば…!
また、”アバウト”ではなく、雑な動きにならないよう、順を追って最適なアーサナをとることで集中力が増し、より内観がすすむこと、その感覚の心地よさを得られたことも、大きな気付きとなりました。まさに、ヨーガアーサナとエクササイズの違いの部分です。
シャットクリヤーは、身体の調子が追い付かなくて、ボーマン・ダウティ(嘔吐反射で塩水を吐くもの)の実習までにとどまったのが、若干の心残り。。。
みんな「せっかくここ(インド)まで来たんだから!」と、ダンダ・ダウティ(ゴムチューブで胃の中の水を吐ききるもの)、ヴァストラ・ダウティ(布を飲んで胃の中の粘液を除くもの)まで果敢にチャレンジしていてすごかった✨
(帰国後バレーカル先生の本読んだら、vata体質の人は、乾きで喉につかえて傷がつくからヴァストラ控えた方が良いって書いてあったので、今回はまだ時機じゃなかったからだ…ということで自分を慰めました笑。)
各日午前と午後に行われる座学は、オンラインで画面越しに見ていた先生方を中心に、シャットクリヤー、ヨーガセラピー、メンタルヘルス、ナチュロパシーなどの講義が行われました。
ガネーシュ・ラオ先生をはじめ、錚々たるメンバー✨
やっぱりオンラインよりも生の方が、より伝わってきます。
そしてどの先生方も、何も見ずにす~らすらと、論理的に話していたのにはびっくり!
身体でヨーガを語っている。everyone was so passionate about yoga....
みんな、大事な話を取りこぼさないようにくらいついて授業を聞いていました。
さらに感心したのは、どの先生も、全て同じプラットフォーム上で、それぞれの専門分野について話されていること。
根底に矛盾が無いから、混乱を招かない。
伝統文献による裏付けと、科学的検証により、現代人の生き方に応用するヨーガ。
それがYICの目的と効果であり、インド政府、インドヨーガ協会(IYA)が目的とする、ヨーガ指導者の育成の目指すところであることを肌身で感じました。
ある日、KDhamの付属カレッジの学生さんの、YCB(ヨーガ教育員会)の試験の見学をさせてもらったときのこと。
ここでも、インド人の堂々たるプレゼン能力に驚き…!
まだみんな若いのに、まるで歩く辞典?すらすら~~~と回答していて、話す内容が、口先だけでなく、自分と一体化している感じ。
世界の名だたる企業のトップにインド人がいる理由がわかる、、、
最早世界一の人口になり、その中で這い上がっていくインド人の能力は桁違いであること、みんなと話していました。
日本人って、なんかぬるま湯のひよっこかも……💦
「世界のインド」をヨーガ界で垣間見ました。
今回の2週間の滞在で、
100時間のオンライン+100時間の現地スクーリング、計200時間を持ちまして、
無事にYIC修了、YCB試験レベル2(〇岡〇太郎さんより上らしい笑)に相当するヨーガインストラクターへの切符と、
IYA(インドヨーガ協会)メンバーシップをゲットできました🥰やった~!
そして何よりも、ヨーガがわたしたちの心身ともに健やかな人生を絶対的にサポートしてくれるという確信と、ヨーガへの愛がふかまりましたっ💛
寝起きのまんまのドすっぴんでもまともに撮ってくださいました、笑
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