トラウマからの解放と、自立への道
わたしがふと、地元や実家に居心地の悪さを感じてしまう理由…。
子どものころを振り返ったとき、なぜか、楽しかった思い出の記憶がはっきり思い出せないんです。鮮明に思い出せるのは、なかったことにしたい記憶ばかり。思い出すと、つらくなったり悲しくなったり…後悔する記憶ばかりでした。
わたしの傷ついた心や自己嫌悪感は、潜在意識に深く深く根付いて離れず、それが、自己肯定感の低さに繋がっている気がします。
いったいなぜ??
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ある日、これからの自分を生きるために今こそやるべきだ!と断捨離を決意。お正月に、友達とzoomでおしゃべりしていて、「こんまり」さんの片付け法を勧められてのことでした。
過去のいらんもん捨てて、ときめきだけ残して、新しい波に乗っていくのだー!✨と、単なる未来志向のものだと思っていたけれど、片付けをしていくうちに、過去の記憶と真正面に向き合うことになりました。
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出てきたものは、
年賀状、友達とやりとりしていた手紙、交換ノート、日記など。。。
全くそんな覚えはなかったけれど、それらには、友達からの(お世辞でも)嬉しいメッセージがあったり、わたしは友達のことが、学校や故郷のことが、大好きだった気持ちがわかりました。
それらを見て、徐々に記憶を取り戻すとともに、
ほっとしました。
よかった、ちゃんと楽しいことあったんだ…。
うまく言葉に出来ないけれど、ちゃんと「わたし」はあったんだ…と。
一方で、しんどかった時期のひみつの日記には、自分が覚えている以上に辛かった気持ちが書かれていました。
そこには、親の期待と希望を一身に背負ってきたわたしがいて(20年後にその理由を知ることになりましたが)、
なぜ、友達や先生など、周囲の評価を気にしすぎたのか、
今だからこそ理解できるけれど、
当時は、理想と現実の狭間でどうすればいいか分からずに、ただもがいていました。
実はその時期から続いている身体の不調があるのですが、
わたしが精一杯、「自分」を保ち、生きるために、犠牲になったことなんだ…と、改めてわかります。
認めてほしかったんだね、
しんどかったね、
頑張って耐えたんだね、ありがとう。
と、その時のわたしにハグしてあげたい気持ちになりました。
(のちにこれがインナーチャイルドだとわかる)
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これからの未来に集中するために、(過去に目をつむって)断捨離するんだ!と思っていたけれど、過去は塗り替えるものではなく、こうしてしっかり向き合ってこそ消化、そして昇華されていくのだな……と、絡まった糸がほつれていくような、穏やかな気持ちになりました。
気にしぃで生きてきて、
苦しい事があって、
たどり着いたヨーガとの出逢い。(出逢うべくして出逢ったとしか言えない)
自分を解放してくれる経験と仲間、
好きだと思える事にも出逢えた。
まだ立ち止まることもあるけれど、
その度にヨーガに学び…。
それらを繰り返す中で、今回のこんまりさんとか、色々と「気付き」をもたらしてくれるものに、ちゃんとピン!とくる。
点と点はしっかり繋がっていて、
本当に地道だけど、ちゃんと前に進めているんだな、と思います。
いま、自分という歴史を振り返って、またひとつ、自分を知れた気がします。
「なんとなく自己嫌悪」「なんとなく自己肯定感が低い」から脱する!
毎年の目標ですが、今年はより意識して、自立という名のself loveの 気持ちを育てていきたいです。
こんまりさんの片づけ法は、物を「自立」させること。なんですよね…。
本当に、奥が深いと思います。
そして、「自立」については以下に添付の動画がまさにドンピシャに説明してくれています。ピン!と来た人は是非ご覧を✨✨
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