奄美の発酵食、ミキ作り
久々の日記です。今年は色々ありましたが、お陰様で今季の養生園も無事に終わり、帰福しました。
冬、ステイホーム
さぁさぁ手作り、発酵食の季節だぁ✨
先日加計呂麻島で出会った、「ミキ」
沖縄・奄美地方の伝統的な乳酸発酵食品です。名前の由来は、神様に捧げる「御神酒」(おみき)から来ているとも言われています。
甘酒と一見似ていますが、材料も、工程も違う。(甘酒は麹とおかゆで8~12時間程度保温してつくる)おこめからできる、こんな発酵食品があるんだぁ!と新たな発見にわくわく✨
一般的な主な材料は、おかゆ、さつまいも(生ですりおろし)、お砂糖です。
市販品は、お砂糖が多すぎ??て激甘💦💦💦飲めたもんじゃありませんでした・・・
発酵食品は手作りがいちばん✨そしてお砂糖抜きでもちゃんとできる!
レシピを教えてもらったので、さっそく家でもやってみました✨
★ミキ(砂糖抜き)
下準備:お米は30分ほど浸水、サツマイモは皮を剥いて水にさらしアクを抜いておく
①お米500gと2ℓの水でおかゆをつくる(土鍋推奨)
②人肌程度に冷めたところで、生のさつまいものすりおろし100gをいれる
③時計回りに(創造のエネルギー✨)、ぐるぐる、かきまぜる。ねばりがおちつき、スムースになるまで、気持ちを込めながら混ぜ続けましょう・・・
④保存瓶等に入れて、常温で発酵させる
⑤ぷくぷくしてきて、味見してみて酸味が出てきたら完成!ブレンダー等でなめらかに攪拌してできあがり♪
※同じ瓶で継ぎ足していけば早く発酵します
おかゆは、米のグラムに対して、水の量×4(ml)で計算すれば、お好みの量で作れると思います。わたしの土鍋は3合炊きなので、お米3合(だいたい330gくらいだった)に対して水1200~1300mlくらいでつくりました。さつまいもも、だいたいで良いと思います。(わたしは前述のおかゆに対し60gくらい)多いと甘みが強くなるだけなので、多い分には問題ないかと!
ここは冬の北陸・・・寒くて発酵するのに5日以上かかりました。
でも、時間が経てば必ず醗酵してくれる、強い子です💛
砂糖抜きの手作りミキは、酸味の強い無糖ヨーグルトのようです。(市販品に酸味はほぼありませんでした)
お好みでメープルやフルーツ等で甘みを足してデザート感覚で食べるのはもちろん、
私は梅干しをつぶして食べるのもお気に入りです!
私は主に朝ごはんとして、また、ちょっとお腹に負担をかけたくないけど何か食べたいときに食べています。
その他、ドレッシングの材料にしたり、お料理の調味料としても色々使える万能選手です✨
寒いから腎を温めたくて、小豆入れてみよう・・・と小豆粥にして作ってみましたが、これが大当たり!小豆の風味が活きた美味しい小豆ミキになりました~!(写真は、トッピングに蒸した紫芋とかぼちゃ、黒ゴマ)
今後も色んなおかゆでミキ作り実験をしていきたいな~~♪
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